女子の味方はいっぱいいる!【多嚢胞性卵巣症候群】とお付き合いするためのブログ

がむしゃらに仕事をしている内に、自分の身体が凄く冷えている事に気づいた。楽しいこともいっぱいあるのに、何だか楽しめなくなってる。自分の病気に向き合い、病院の薬だけじゃない治療をして、自分をあったかく癒してあげたいと思います。

【セラトニンが多嚢胞性卵巣改善のカギ】

ノルアドレナリン』や『ドーパミン』と並び、三大神経伝達系物質『セラトニン』はその名も【幸せホルモン】と呼ばれる物質です。

 

セラトニンがきちんと分泌されていると、落ち着きや心地よさ・満足感などを感じる事が出来る物質なのです。近年、このセラトニンが女性ホルモンとの連動が深いということで多嚢胞性卵巣症候群の治療にも、大きな関わりがあります。

 

本来、脳から出されるホルモンですが、近年分かってきた話ですが、セラトニンの多くは大腸から95%が分泌されるという少し変わったホルモンなのです。

食べるものにより、吸収されたり、大腸の調子が悪ければその分泌が滞ったり・・・・と、体内物質のみでは作られないホルモンだからこそ、人の非常に日々の生活ひとつで不足するホルモンだということです。

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セラトニンが不足すると起こる症状

・何時間寝ていても寝たりない

・低体温

・脂肪太り

・正しい姿勢を維持できない

 

・・・・思い当たる所ばかりです。私にはセラトニン不足、間違いなしです。

 

結果、身体機能はボロボロになり、基礎代謝は下がり、脂肪は溜まりやすくなるという悪循環に陥ります。最悪の場合、睡眠時無呼吸症候群に陥る可能性もあります。

 

【無くてはならない!】セラトニンがもたらす幸せ効果

・心にやさしいホルモン→セラトニンは気持ちを強く、明るくする。ストレスにも強くなる。

 

・身体にやさしいホルモン→

   ①夜もぐっすり→日差しを浴びてから14時間で、セラトニンはメラトニンというホルモンに変わり、眠りへと身体を誘います。

 

   ②朝からすっきり爽快な目覚め。起きたらすぐに活動!

 

   ③幸福体質になり、美肌・腸が整う

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【知ってると毎日が変わる】幸せホルモン・セラトニンの増やし方

1.早寝早起きの規則的な生活

セロトニンは太陽の出ている昼間に分泌されます。睡眠中や日が沈んでからは分泌が少なくなります。 

人間が本来持っている生活リズムは『昼間に活動し夜は寝る』と言うもので、この原則を守ることがセロトニン神経の活性化につながります。

早寝早起きを心がけ、寝る時間や起きる時間も規則正しくすると、より効果的です。

 

2.朝、太陽の光を浴びる

セロトニンは、睡眠ホルモンであるメラトニンと相対する性質です。

セロトニンは脳の覚醒(起きていること)を促し、反対にメラトニンには睡眠作用があります。

 メラトニンが分泌している間(夜間)はセロトニンの分泌は少なく就寝に適した時間で、逆にセロトニンが多く分泌されている間(昼間)はメラトニンの分泌は少なくなり、活動(仕事や学習)に適しています。

太陽の光(または、同様の非常に強い光・明かり)を浴びると、睡眠ホルモンであるメ

 

ラトニンの分泌がストップし、脳の覚醒を促すセロトニンの分泌が活発化されるのです。 昼夜逆転の生活をしていたり、日中部屋の中にばかりいて太陽光を浴びないと、セロトニンメラトニンの分泌のバランスや、体内時計が狂ってしまうため、不眠症になったり、うつ病になりやすくなったりしてしまいます。

 

毎朝日光を浴びる行為は、セロトニンを増やすだけで無く、生活リズムを整えること、さらには心身の健康にもつながるのです。朝目覚めたら、カーテンを開けて、太陽光を部屋の中に取り入れましょう。 

 

何故朝日か?セラトニンは朝日を浴びてから14時間でメラトニンへと変化し、眠りへ身体を誘います。なのでもしお昼になってから太陽の光を浴びるとすると、メラトニンに変化する時間が足りなくなり、どうしても眠りのリズムがくるってしまう結果になります。

 

3.リズミカルな運動をする

ウォーキングや階段の昇り降りなど、一定のリズムを刻む運動を反復して行うとセロトーン神経が活性化されます。

 

『歩行/ウォーキング』や『深呼吸/腹式呼吸(ヨガや太極拳、坐禅、歌唱なども)』、『自転車をこぐ』こと、最近人気の『フラダンス』リズムの良い運動を継続して続けていくことが、セロトニン神経の活性化に役立つとされています。 

 

 

4.食事をする際に、よく噛む

 

噛む動作(咀嚼:そしゃく) も、一定のリズムを伴った運動であるといえます。上述のリズミカルな運動と同じく、セロトニンの活性化に役立ちます。「運動はちょっと苦手・・・。」と、考えられている方でも、食事は必ず取るでしょうから、食事の際によく噛んで食べることを心がけてみましょう。

『ものをよく噛む』と言うことは、栄養の効果的な摂取や、消化を助けることにもつながりますし、あごの筋肉の維持など、セロトニンの活性化以外にも様々なメリットがありますし、どなたでも簡単に試せる方法です。特に簡単に実践できる方法として、『ガムを噛むこと』も効果的です。

 

5.グルーミング・スキンシップ

グルーミングとは動物が個々またはお互いの毛づくろいやノミ取りなどを行う触れ合いや癒し合い行為のことです。

人間の場合は、親子や恋人同士のスキンシップ、家族や友人とのおしゃべり、マッサージ、髪をすく、撫でる、などの触れ合いがグルーミングとされ、これらのスキンシップや人との触れ合いがセロトニンの活性化とストレス耐性の向上に効果があるとされています。

 

6.トリプトファンを含む食品を食べる 

セロトニンは脳内の『ほう線核』と言う部位で作り出されます。ほう線核でセロトニンを作り出すために必要な材料の一つが『トリプトファン』と言う物質です。

トリプトファンは、体内では生成することができない物質で、食事により体内に取り込む必要があります。 

トリプトファンが、豊富なのが赤身の魚、肉類、乳製品。 でも、「トリプトファン」だけでは、「セロトニン」にはなりません!必要なのが「ビタミンB6」。 ほう線核で「ビタミンB6」と、「トリプトファン」が合成され、初めてセロトニンになるのです。「ビタミンB6」は、香辛料に多く含まれています。これらの食材をうまく組み合わせることがポイント。 

 

 

トリプトファンとビタミンB6を含む食材 

         トリプトファン  ビタミンB6

カツオ(80g)      約246mg    約0.61mg

マグロの赤身(80g)   約256mg    約0.51mg

ハマチ(80g)      約200mg    約0.34mg

牛肉の赤身(80g)    約208mg       約0.43mg

豚肉の脂身なし(80g)  約200mg    約0.38mg

牛レバー(50g)     約145mg    約0.89mg

豚レバー(50g)     約145mg    約0.29mg

鶏レバー(50g)     約135mg    約0.33mg

チーズ(2個・50g)     約145mg      -

ヨーグルト(200g)     約  86mg         -

牛乳(200cc)      約  76mg         -

卵(1個)        約   86mg        -

木綿豆腐(150g)      約150mg        -

ニンニク(1片)       -       約0.15mg

トウガラシ(1本)      -       約0.04mg

ショウガ(10g)       -      約0.013mg

バナナ(1本)        -       約0.38mg

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7.継続させることが一番大切です!

 セロトニンを増やすために、恐らくもっとも重要なことは、ここまでに書いたセロトニンを増やす方法(規則正しい生活習慣やバランスの良い食生活を心がける、など)を長期間継続して行うことが重要です。

 

もしも、リズム運動をしたからといって、セロトニンは急には増えてはくれません。太陽光を浴びたり、運動をしたり、グルーミングをする中で、セロトニンの分泌は徐々に増えていくのです。セロトニンの活性には3ヶ月ほどの継続が必要ということです。

 

なかなか全てを完璧に・・と考えると、大変です。

ひとつも出来なくなるよりは、自分のペースで一つずつ自分の生活に取り入れる事をしていくことが大切だと思います★

少しでも、皆様の体調が改善されますように★★

 

 

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