【睡眠改善】夜、トイレに起きます。っていう方、要注意!!
夜、皆さんはトイレに起きますか??
この2週間、私は毎日の様に朝方5時~6時の間、尿意を催して目が覚めます。。
あまり今までに経験がなく、たとえ10時間眠る日があってもトイレへ立たない程に、トイレは回数は少な目な私ですが。。。
明らかにトイレに行きたくなるこの2週間。
思い当たるのは橋本病対策で飲んでいる【甲状腺ホルモン】の薬?約1か月近く服用。
女性ホルモン2種類。でしょうか。
近々、医師に相談してみます。
まず、何が問題かというと、夜中に一度トイレに起きる事ですぐに眠れない事になり、寝不足なまま仕事をしないといけないという事。
私の場合は、眠りたらないという時はゆっくり寝られる仕事なのですが、世の中、皆さんは無理してでも会社に出社したり・・・と、夜間頻尿が続くと、生活に支障が出ますよね。。
主婦で家にいらっしゃる方も、夜、睡眠の質が悪いという事でお昼寝しないと辛くなったり・・・良い睡眠がとれないという事は毎日、起きている時間の質にも影響してきます。
実は危険信号???夜間のトイレ
年を重ねると腎臓機能の低下により睡眠中にトイレで起きることが多くなります。
しかし近年は、ストレスや、そのことによる深酒などで、若年層でも、そのような現象が起きているのです。
睡眠中、あなたは何回トイレに行きたくて起きることがありますか?
水分、特にアルコールやコーヒー、お茶など利尿作用がある飲み物を寝る前に飲むと、尿量が増えてトイレのために起きやすくなります。しかし、飲み過ぎではなく、それは病気のシグナルのこともあるのです。
☆質の悪い睡眠ではトイレの回数が増える理由
寝ている時にトイレのために起きるというのは自然のようですが、実は健康な人には起こりにくい現象です。
就寝時は、抗利尿ホルモンが分泌され、その働きによって排尿をしにくくさせているのです。
それでもトイレの為に起きるというのは、通常のことではないのです。質のよい睡眠が出来ている時には、抗利尿ホルモンはより多く分泌されるのです。
逆に、質の悪い睡眠時はトイレに起きるという事がありえるのです。
■通常寝ている間にトイレに行く回数は●回!
日本排尿機能学会の夜間頻尿診療ガイドラインでは、下記のように定義されています。
<夜間に排尿のために1回以上起きなければならない訴えであり、そのことにより困っている状態>
なので、寝ている時に、トイレで目覚め、その後ぐっすり眠れず仕事中、睡眠不足になってしまったというのは、夜間頻尿症かもしれません。
眠りが途中で妨げられると、それからまた、長時間眠りたくなったり、ダラダラ寝の原因にもなり、長くても質の悪い睡眠も起こりえます。
■トイレの為に睡眠を妨げられるのは、病気の症状!?
夜間に排尿が必要になる症状は“夜間頻尿症”という病気なのです。
腎臓の病気の初期症状のことも多くあります。
他にも、心不全、肝不全、糖尿病、尿崩症の人も夜間頻尿という状態になることが多いのです。
睡眠時のトイレの回数を減らすことと、睡眠の質を良くすることには、ほぼイコール。疲れているときは、ハーブティーやホットミルクなどを、1杯飲んで、リラックスして寝るのがお勧めです。
あまりにも回数が多い場合は医療機関を受診して検査してみて下さい★
若年でも起こる夜間頻尿
①さまざまな精神的なストレスから起こる神経性頻尿
②便秘が原因で起こることもある
便が尿道を圧迫し排尿の妨げになるだけでなく、女性は便秘により尿道括約筋や骨盤底筋に負担がかかり、筋力を弱める原因にもなります。
③睡眠障害
夜間頻尿とは表裏一トイレに行きたくて起きるのか、目が覚めるからトイレに行くのかわからないけれど、悪循環を繰り返し、慢性的な睡眠障害が頻尿原因に。
④肥満指数が高いメタボリック症候群の人は、高血圧などメタボの因子と比例して夜中のトイレの回数が増えることも。基準としては、BMIが30以上です。
⑤痩せ型の人にも多く、しかも呼吸器疾患や不眠症を合併していることが多い。BMIが18.5以下。
⑥呼吸器疾患では尿量が増える特徴がある。→質の悪い睡眠になるため
⑦意外と多いのが、ただの「水分のとり過ぎ」
1日に必要な水分量は、体重×2~2.5%です。水分を摂ったらすぐにトイレに行きたくなるという人は、チェックしてみてください。
⑧便秘なら、日頃からバランスの良い食事を心がける。カフェインを控える。
海藻類、こんにゃく、タケノコ、ゴボウ、豆類・ヨーグルト、納豆などが便秘に効果があります。寝る前の水分補給、特にカフェインの入った飲み物は避けるなど。
⑨何時に何mlの排尿をしたのか、記録をつけてみる
排尿日誌は、寝はぼけていて覚えていないことも多いので、都度記録することで、自分でも把握できるし、医者に正確な状況を説明することができます。水分摂取量も書くと、ただの水分とり過ぎなのかどうかもわかってきます。
⑩心因的な要素が強い場合
抗不安薬、自律神経調整薬、抗うつ薬などが必要になることもあります。事態が悪化する前に病院に行くなど対処を!!
ブログ村に参加しております★
ポチっと頂ければ、これからの励みになります★
合わせて、睡眠シリーズで書いた記事、ご覧ください↓↓↓