女子の味方はいっぱいいる!【多嚢胞性卵巣症候群】とお付き合いするためのブログ

がむしゃらに仕事をしている内に、自分の身体が凄く冷えている事に気づいた。楽しいこともいっぱいあるのに、何だか楽しめなくなってる。自分の病気に向き合い、病院の薬だけじゃない治療をして、自分をあったかく癒してあげたいと思います。

【多嚢胞性卵巣症候群】まずは自分の身体を見つめる

女性特有の病気のひとつに多嚢胞性卵巣症候群があります。「PCO」「PCOS」とも呼ばれるこの病気は卵巣に袋のようなものが多数発生してしまう症状です。

正直、私は病院に行ってこの病症について聞くまで、全く知らない名前でした。

この病症は実は日本人女性の10%程度が発症し、不妊につながっている大変身近な症状です。

予備軍も入れれば、約20%とも言われており、若い世代に増加傾向と言われている事で、この病気について、もっと女性は関心を払わなければなりません。

 

【予備軍】というのは、かなり軽度で多嚢胞性卵巣症候群の病症を持っている方が、たまに生理不順が起こる、でも度々ではなく、病院を受診しない間に妊娠に至って気づかない・・・・。という方もいらっしゃるので、この症状を病気かただの生理不順なのか・・という境界が非常に難しく、実際にこの病症を持つ女性を正確には測れない。という事です。

 

この病気は判断が難しく、医師も診断に迷うケースがあるようです。残念ながら原因もまだよくわかっておらず、何がきっかけになるのか、どんな人が発症しやすいのかも充分な解明が進んでいない状況です。それだけに厄介な病気といえるでしょう。

 

では多嚢胞性卵巣症候群はどのような症状から判断することになるのでしょうか。この病気の大きな特徴は卵巣に卵胞という袋が多数発生してしまうことによって排卵が妨げられてしまう点にあります。そのため排卵が遅れた場合や無排卵になった場合に発症の疑いがかかることになります。

具体的には

日本の診断基準

1 . 月経異常 

  上手く排卵出来ずに月経が正しいサイクルで起こらなくなります。

2 . 多のう胞卵巣 

  卵細胞表面に多数の嚢胞や排卵出来ずにこびりついた細胞が見て取れます。

  結果、放置すると卵細胞表面は固くなってしまいます。

3 . 血中男性ホルモン高値 または LH高値かつFSH(女性ホルモン)は正常

  LHの値とFSHの値のバランスが月経を境に一か月で上下逆転を繰り返す事により、排卵・月経は起こります。

 

参考)欧米での診断基準

 

以下の 3つ のうち 2つ を満たす場合

1 . 希発・無排卵

2 . 高アンドロゲン症状・高アンドロゲン血症(男性ホルモンが高い)

3 . 多のう胞卵巣

の3点のうち2つを満たしていることが判断基準となります。ですから日常生活の中で判断する際には月経の有無が重要なポイントとなって来ます。

 

 

なお、多嚢胞性卵巣症候群は進行性の病気であり、早めに治療しないとどんどん悪化していくことになります。その結果、子宮体癌のリスクが高まったり、生活習慣病にかかりやすくなります。

さらには不妊の原因となるなどさまざまな問題を引き起こす可能性も出てきます。日々の生活で少しでも気になる点があった場合には早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

 

【多嚢胞性卵巣症候群】不安は医師に解消してもらう!の記事へ

 

 

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