【リフレッシュ方法】永遠の0を見て来ました~★[映画レビュー]
全体評価 ★★★★☆(4.5)
見どころ 演技派役者さんのそれぞれの個性が出ている映画だと思います。地響きの様な戦闘機の音が映画館内で心臓に響き、非常に印象的な効果を生んでいました。
映画館で見て良かった映画ベスト3に入るほどの、素晴らしい臨場感でした。
多少ネタバレ感想になってくるので、以下はご興味ある方、お進み下さい★
内容について
岡田准一クン・三浦春馬クン、、という私の大好きなお二人が出ている映画。
戦争ものですが、全体は暗くなく、爽やかな印象。男の熱さを感じる若い兵士たち。日本のために特攻隊として敵空母へ突っ込んでいくという作戦を描いております。
正直、終戦8月15日ごろに毎年あるテーマな気がしますので、小さいころから何本もこの手のドラマは見てきております。知覧特攻記念会館も、小学生のころに行き、あの日の光景はいまだに忘れられない強烈なものでした。なので、普通の方以上に、戦争映画は見ており、ドキュメントなどもよく見ていると思います。
どうしてもドラマティックに盛り上げるための演出はありますが、純粋に岡田准一クンが演じる宮部久蔵が好きになりました。
何が違うのか??
主人公である宮部久蔵(岡田准一)は操縦技術が優秀なパイロットですが、隊内では、臆病者と馬鹿にされる人物です。戦中、国のために命を投げ出すことが当たり前。。と教育される中、「死にたくない!」と主張する主人公は、一体何故、特攻隊に加わり、帰ってこなかったのか?を後の遺族・孫達が戦後2003年、あの日を知る人物達に会いに行き、徐々に紐解いていくストーリーです。
正直、既存のドラマも似たストーリーはあると思います。多くは兵隊として上官に逆らえないコントロールを受ける中、自分の意思を持つのはとても強い気持ちがなければなりません。徐々に見えてくる宮部久蔵の姿。その見せ方が上手な映画だと思いました。
解明のされた事実と、それを色々な人の中で宮部久蔵が生きてきた結果、今の子孫達にどれだけ大きな愛をもたらしていたかをだんだん知ることになります。
映画終盤でも言っておりましたが、これは、日本中、終戦のころ、どこにも沢山あったであろうお話です。特攻以外にも、自分達の日本の、自分達の家族の未来がこう在ってほしいと望んだ兵達の強い思いを、現代に生きる誰もが知るべきだ。そんな強い気持ちの伝わる映画でした。
三浦春馬クンは素敵でしたが、この映画は岡田准一クンが余計に素晴らしかったです。
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感想
この映画を見て感じたのは、父母、祖父母、その前のおじいちゃんおばあちゃん、私が生まれるまでの奇跡と、私がつなげる未来があるなら、大切に未来へ託さないといけないということ。
おじいちゃんおばあちゃん、遡った祖先やその周囲の人たちは、きっと私の未来が幸せなのを望んでいてくれたのだと思う。
沢山の人に支えられる自分であることを感謝しなければならない。
大切なのは自分がそうして生まれた事を忘れてはいけないということ。
文章では書き切れない感動がありました。例えば日本人に限らず、多くのアメリカ人にも見て頂き、ディスカッション出来れば嬉しいです。世界共通の精神がやどっている温かい映画でした。
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